紙芝居「よそうえもんぜき物語」発見
 このほど県から地域開発の歴史にまつわる子供向けの紙芝居等の調査があり、探したところ紙芝居が堰開発の子孫、湯沢市三梨町京政の麻生雄次さん宅にあることが分かりました。
 これは同市稲庭町及び三梨町の川西地区を流れる与惣右エ門堰の開削を紙芝居にしたもので、20〜30年前に稲川の保育所で子ども達に見せていたものだということです。保育所の統合により邪魔になったのか廃棄処分されるところに子孫の娘さんが偶然に居合わせて、捨てるのならば是非いただきたいということで、それから大切に保管してきたそうです。
 紙芝居の大きさは縦87cm、横113cmで木製の枠に収まる立派なものです。絵は地元三梨町の故藤原貞一郎さんが子ども達のためにと描いたもので中々趣のあるものです。
残念ながら絵の裏に貼ってあったと思われる、物語の部分が全て剥がされており、どのような内容の物語を子ども達に話して聞かせていたのが分かりません。まだ当時保母さんだった方々がご健在だと思いますので、早急に聞き取り調査をして紙芝居を復活させ、そして、また地域の子ども達に「よそうえもんぜき物語」を是非聞かせたいものです。
表紙「高段稲荷神社を中心に集落のようす」 2枚目「ひもじそうに佇む村人と高段稲荷に
祈願する与惣右ェ門」
3枚目「高段稲荷のお告げで雪の上の狐の足跡に
しるしをつけるようす」
4枚目「村人を集め堰の開削の相談をするようす」
5枚目「村人の協力を得て工事が進むが!」 6枚目「工事に失敗、村人の協力を得られなくなる
    が十字架を立て、一人で工事に立ち向かう」
   7枚目「1年後とうとう蛇ヶ崎の大岩をくり貫き
       用水路が開通
   最後「与惣右エ門堰の開削のお陰で村は
       豊かになったとさ」 おわり