小学生が雪中田植え
湯沢市立駒形小学校
 湯沢市立駒形小学校でこのほど『雪中田植え』が行われました。
雪中田植えは旧暦の小正月行事として行われていましたが、昭和の中頃から行われなくなり、このままでは廃れてしまうということで、湯沢市駒形町大倉集落の方々が十数年前から復活させたもので、その中の一人、高橋義輝さん(水土里ネット稲川 用排水調整委員)が子供たちに農業の文化、農村の文化を伝えたいということで、水土里ネット稲川と協力して駒形小学校で行われるのは今年で4年目になります。
 雪中田植えの前に同校の講堂で高橋さんからお話があり、その第一声が「今日朝まま食ってきた人、手上げてみれ」との質問があり、多くの子供たちが手を上げていました。それをみて「毎年この質問をしているが年々まま食ってきている人多くなってきたな」と話してから、農家の昔の話や、雪中田植えの話をして、グラウンドに向かい、雪中田植えを行いました。
雪中田植え
高橋さんたちと児童を代表し6年生の子供たちが雪中田植えに挑戦しました。
校長あいさつ 全校生徒
始めに齋藤校長から今日は農家の思いをかみ締めみんなで今年の豊作をお祈りしましょうとあいさつがありました。
講堂に集まった駒形小学校の全校生徒
昔の衣装で登場 昔の衣装をまとって勢ぞろい
昔の衣装をまとった児童代表が入場。 ミノや菅笠、ミノボッチのいでたちで
みんなの前に勢ぞろい
高橋義輝さん
高橋義輝さんは今日の雪中田植えの苗を背負って登場。
かぶっている菅笠は70年以上も前のものだそうです。
足踏み式脱穀機
これは「いずめ」といって今で言う電子ジャーの役目をしたものです。 今はコンバインで30aの田んぼを30分ぐらいで刈り取りしますが昔は手で稲を刈って干して、これで稲を脱穀しました。
「シメッコデダチ」と「ハネコマエカケ」 よそ行きの「でだち」
この服はズボンのような物が「しめっこでだち」で、前掛けを「はねこまえかけ」といい、農作業するときに着ました。 こちらの服はおなじ「でだち」でもよそ行きのものです。
雪中田植えの場所 全校生徒が見守る
田んぼ見立てたグラウンドの一角 全校生徒が雪中田植えを見守ります。
ミノなどを身にまとって 雪中田植えの開始
大人に混じって5人の子供たちが雪中田植えに挑戦しました。
女の子も植え付け 丁寧に植え付け
苗に見立てたワラと大豆の殻を丁寧に植えつけていきます
200束の苗を植え付け
準備された200束をきれいに植えつけました。
豊作を祈願
豊作を祈願して全校生徒でお祈りをしました。
お供え物
お供え物のお神酒と海の幸の「はたはた」と里の幸の「やさい」、山の幸の「ワラビ」
あまえっこの振る舞い おいしそうに
雪中田植えのあとはおばあちゃんたちが作った「あまえっこ」が振舞われました。
雪中田植えの挑戦した子供たち
雪中田植えの大役を務めた6年生の子供たち。「ミノを着ていると暖かく、昔の人たちの工夫が感じられた。今年は米がいっぱい取れればいいな」と取材に来ていたテレビ局や新聞社の記者たちに話していました。 今年も5年生が稲作体験をすることになっており、豊作が期待されます。