水辺の動植物観察会
 湯沢市三梨町の上久保資源保全会が集落内にあるビオトープで水辺の動植物観察会を開催しました。
2人の講師を招き、前日に仕掛けておいたワナを回収したところ、講師も驚くほどの漁獲量とトミヨ属淡水型やシマドジョウなどの希少種、モツゴやヨシノボリ、ヌマエビなど9種類の魚類を確認しました。講師の方から種類ごとに説明を聞いたあと、子どもたち自ら池に入っての捕獲作業。はじめは岸から恐る々々魚を獲ろうとしていた子も、最後はザブザブと池に入って、夢中になって魚を捕まえていました。
 終わりに講師の方からこんなすばらしい環境のところは本当に珍しい。是非とも大切に守っていってほしいという言葉に、一緒に参加していたお母さん達が大きくうなずいていた。この姿を見てこの池はしばらくは大丈夫だなと実感しました。
 資源保全会の方々も子どもの喜ぶ姿や熱心にメモを取るお母さんの様子を見て、来年もまた観察会を開催したいと抱負を語っていました。

講師の半田克二郎さん(左側:専門は虫)と片野恒夫さん(右側:専門は魚)
参加者 子ども19人 大人11人
最初に小さい方の池に仕掛けたワナを回収 入っていたのはアカハライモリ
次に大きい方の池に仕掛けたワナ回収しました。カゴ網にもセル瓶にも大量の魚が捕獲されました。
捕獲された魚を水槽に放し観察しました。
捕獲されたトミヨ(上)とヨシノボリ(下) モツゴの説明に聞入る子ども達
観察している子ども達の後ろではお母さん達が一生懸命メモを取っていました。
はじめ恐る恐る網で魚とりをしていた子も最後にはザブザブと夢中になっている様子でした。
希少種と言われているヒメビシとミクリ
 「上久保地区では水田として利用されていた場所に水がたまってできた浅い沼が見られます。この沼には昔の水田で普通に見られた動植物がたくさん生息しています。現在では水田の整備が進んでいるため、このような環境が少なくなっています。貴重な里山環境が上久保には残されています。」(啓発用看板より)

 この大切な環境を上久保資源保全会が大切に守っていってくれることと思います。