稲川土地改良区の概要
 1. 沿 革
 稲川土地改良区は秋田県最南端の雄物川支流の皆瀬川、成瀬川の沖積地に展開する湯沢市の一部(旧稲川町、旧皆瀬村)と横手市の一部(旧増田町)の2市に跨る1,441haの地域である。 
 この地は、中世秋田県南部を支配した小野寺氏の拠点として、早くから高い生産力を有しており、大永年間(1521年〜1528年)には既に稲庭五ケ村堰が開鑿され、開田が進んでいたものと思われる。
 しかし、区画については全くの未整理地であったため、昭和45年ごろから1区画30aを基準とした用排水路分離の、ほ場整備事業の機運が高まり、旧稲川町管内既存の土地改良区並びに任意水利組合の代表者により、稲川土地改良区設立発起人組合が結成された。その後、計画策定の調査途中において隣接する旧増田町と旧皆瀬村の一部地域を計画に組み入れ、総面積1,403haで昭和47年設立認可され、県営事業として着工された。
 また、昭和59年には稲川地区土地改良区統合整備事業計画に基づき既存の4土地改良区を吸収合併し、これを契機に8つの任意水利組合も合併された。これにより稲川土地改良区の組織を強化拡充し、農業用水の管理が一元化され、その適正化が図られ、現在に至っている。
 2.稲川土地改良区 組織図


 3. かんがい区域

   2市にわたり、受益面積は1,441haです。(H16.10.1現在)
      
湯 沢 市 横 手 市 合   計       付          記
1,297ha 144ha 1,441ha

 4. 管理施設
施 設 名 取 水 量 貯 水 量 水 路 延 長 受 益 面 積 付         記
大 谷 堰 0.020m3/s 1,020m 3.4ha
西 重 堰 0.035m3/s 1,670m 12.1ha
平 石 堰 0.346m3/s 2,780m 63.0ha
新 処 堰 0.704m3/s 6,640m 135.6ha
与惣右ェ門堰 0.995m3/s 6,990m 205.2ha
五ケ村堰 2.713m3/s 20,110m 654.8ha
明 戸 堰 0.103m3/s 24.9ha
戸波本田堰 0.059m3/s 12.1ha
荻袋本田堰 0.096m3/s 20.8ha
黒 坂 堰 0.962m3/s 195.1ha
東福寺ため池 120,000m 2,970m 89.0ha
そ の 他 25.0ha